作成日:2021/06/11
【自治体】公会計に関するQ&A1−3



Q1−3(固定資産台帳の更新について)
  固定資産台帳の更新について留意するべき点を教えてください。

A 固定資産台帳の更新は毎年度必要になります。更新の方法としては、都度、定期的(月一回)、期末 
  一括がありますが、一番多いのは期末一括かと思われます。期末一括の場合での説明になりますが、仕訳
  での反映が必要になりますので、決算データ(歳出)から節科目で工事請負費や委託料、資産購入費
  などから資産計上対象を検索して資産計上額を資産と工事との関連を含め特定します。次に台帳の作
  作成に必要な情報(耐用年数等)を収集しシステム等に入力します。入力後、当年度の増減対象
  資産の確認の上、仕訳等により会計に反映されます。
  留意する点としては、固定資産の計上単位は資産の実物や工事等が単位になることから、必ず検討が
  必要になります。ある節科目を年度単位で一つの工作物として計上することは望ましい対応ではありません。
  また委託料(設計委託や監理委託)など関連する支出も資産の金額に含める必要があることから、
  漏れがないように留意が必要です。

公会計にお困りのことは林会計事務所まで。(無償で相談対応します。)

お問合せ
林会計事務所(監査・税務)
〒450-0002
名古屋市中村区名駅2‐41‐10
アストラーレ名駅7F
携帯:090-9895-5730
TEL:052-414-4520
  
FAX:052-414-4521
お問合せはこちらから
((同)公会計マネジメントへの
お問い合わせもこちらから)