林会計事務所

令和2年12月に内閣府より「公益法人のガバナンスの更なる強化等のために（最終とりまとめ）」が公表されました。
・平成20年に現行の公益法人制度になり、10年以上が経過したことや、その間ガバナンス不全になっている法人が出てきていることなどから特にガバナンスに着目して有識者会議が開催され提言されたものである。
・役員（理事・監事）の外部人材の登用やや評議員の権限強化によるガバナンスの強化
・会計監査人の設置義務の拡大
・社会福祉法人のように定款や決算書等をポータルサイトに掲示することで透明性の確保を図る。
・残余財産の行政庁の関与の検討
（参考）
https://www.koeki-info.go.jp/regulation/governance_meeting.html
（コメント）
・社会福祉法人も公益法人改革を参考にガバナンスの強化を中心に対応しています。公益法人は改革から10年がたち、社会福祉法人に比べるとガバナンスの意識は高いとは言えないのが現状ではないでしょうか？
これから公益法人制度の改善の取組みが進むと思われます。内部統制の強化についても同時に求められてゆくと思われますので、少しずつでも改善の取組をされてはどうでしょうか。
公益法人のガバナンスや内部統制構築の支援や財務会計の指導、会計監査などでご入用であれば、ご連絡ください。