作成日:2019/12/30
【自治体】平成30年度土地開発公社事業実績調査結果概要
総務省から平成30年度土地開発公社事業実績調査結果概要が公表されました。
(ポイント)
・団体数は前年度比から減少(減少傾向が続く。)。
・土地の先行取得がメイン業務となるが、の規模が減少(減少傾向にある。)。
・長期保有土地(いわゆる塩漬け土地)が減少(減少傾向にある。)。その大半は10年以上保有の土地になっている。
(コメント)
・多くの自治体では土地開発公社の役割(存在意義)がなくなっているところが増えている。土地の取得資金を借入等で賄っている場合は利子が土地にONする形で決算書上に計上されていることから、いわゆる塩漬けが長い土地ほど、取得時の価格に加え累積した利子分が多くなっている。さらにバブル期に購入した土地は時価との乖離も大きくなっていることや場所が悪いことから容易に売却もできない場合も多い。そうは言っても塩漬け土地の問題は長年にわたり問題視され続けてきたことであるから、先送りが許される問題でもない。
(リンク先)
平成30年度土地開発公社事業実績調査結果概要