作成日:2019/04/01
【自治体】「地方公会計の推進に関する研究会報告書」の公表
総務省から、「地方公会計の推進に関する研究会報告書」が公表されました。平成30年6月から「地方公会計の推進に関する研究会(座長:小西砂千夫 関西学院大学人間福祉学部・大学院経済学研究科教授)」において、統一的な基準による財務書類等の資産管理や予算編成、行政評価等への活用の具体的な方法の検討及び先進事例の更なる収集等を行い、その報告書となります。
(リンク先)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01zaisei07_02000250.html
(コメント)
旧モデル(基準モデル・改訂モデル)から課題となっていました活用について、最も活用が期待されるセグメント情報の作成について記載されています。どの範囲でどれだけ精緻化するかなど検討する必要がありますが、既にいくつかの団体が実施していますので、それも参考になるかと思います。公会計の情報の見える化については、以前は類似団体や近隣団体の平均を取るにも手間がかかっていましたが、それが取りやすい状況になるのはありがたいです。旧モデルの時代から切望していたところです。指標の見直しもありますので、是非、公会計担当者は目を通しておきたい報告書です。
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