作成日:2018/12/30
【自治体】「第三セクター等の状況に関する調査結果」の公表
総務省は、平成30年3月31日時点における第三セクター等の状況について調査し、その結果を公表いたしました。
(コメント)
第三セクターの赤字企業の割合は、約4割とのことです。国税庁の調査では赤字企業の割合が6割超ですので、一般の企業に比べれば良いですが、出資元の自治体から補助金等を受けている団体が4割超あることから考えると、決して良い状況ではありません。地方財政も将来を含め、厳しい財政状況が続くことを考えると、自治体において第三セクターが重荷なる可能性もあります。また、第三セクターの組織・体制が脆弱な場合が多く、それを原因とした不正も発生しています。
第三セクターの経営改善等を進めるとともに内部統制の整備を進めることが必要でしょう。
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